2010年10月21日木曜日

本宮へ・・・・今日の出会いに感謝です。

今日は、午後から本宮で食品の製造~販売をされているという
熊野鼓動という会社へ伺いました。
地域物産を企画販売する会社に働きながら、何一つ成果が生まれない中、
何か具体的なヒントが欲しかったこともありますが今後の熊野での暮らし方について、
自分が思い描いているものが本当に現実性はあるのだおろうか?
という想いもあって、お話を伺いたかったのです。

対応してくださった横瀬さんは、それは穏やかな口調で丁寧に私達の話を聞き、
応えてくださいました。
9年前、大阪からIターンで移住して来られたのだそうです。
食品の製造に対する想いから~樹木葬の話まで、共感できる部分が多く、
話している時間が足りないほど・・・。
本当に楽しくて、参考になるお話ばかりでした。


以前から何度も書いていることですが、大量生産、大量消費の時代は終わりました。
需要と供給のバランスは崩れてしまった中で、巨額を投じて設備を整え、生産されるものの
行く末は決まらないまま、商品はだぶついていく。
もはやそんなもので地域活性化は出来ないのだと思います。
ましてやどか~んと一発、宝くじのようにヒット商品を当てて、などというものばかりを
追い続けても、無駄な投資で消えてしまう。

たとえ小規模でも自給率を上げること、自然の摂理に沿った安全な食品を生産し、
少しづつ確実に販路を拡大していくこと。
それが出来る環境を作ることに、行政は助力して欲しいものですね。
そんな想いが間違ってなかったんだって、思わせてくれる会社でした。
今日の素晴らしい出会いに感謝です。

熊野鼓動という会社なのですが、ここのHP内にあるスタッフぶろぐ
「われに還る熊野」の冒頭に書かれた文章は、現代を不安を抱えて生きる
人たちに是非読んでもらいたいと思うものです。
私もこれを読んで、自分が向かう方向性が正しいのだと自信をもらいました。
是非、一度読んでみてください。
http://kumano-kodou.jugem.jp/?eid=511

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