2011年9月26日月曜日

災害時のキャンプ場利用法

先日の水害からキャンプ場に滞在しているわけですが、
本当ならばコミュニティセンターで多くの人と共同生活を
していたはずでした。
たまたまご縁があって、こうして快適バンガロー生活を
させて頂いてるわけですが、こういう災害時のキャンプ場利用を
もっと公的に、マニュアル化するべきだと思っている。

電気、水道のインフラが整い、共同炊事場があって
バンガローや、すでに区画整理されたテントサイトがある。

東日本大震災で被災した岩手県陸前高田にある
「陸前高田オートキャンプ場 モビリア」では
この条件を活かして、キャンプサイトに仮設住宅を
建て、168戸の仮説住宅団地としています。

今必要なのは安全な場所に建ち、
日当たりの良い快適な住宅です。

街中のどこにでもあるような鉄筋コンクリートの
住宅などいらない。
自然に囲まれた中で、それを存分に楽しめる
建物は小さくても庭があり、隣の住居との
間隔にも余裕があり、のんびりと、のびのびと
太陽を感じながら生活できるような住宅。
簡素であっても、粗野じゃない。木造の家。

もし、そんな住宅が出来たなら恐らく
県外からでも移住してきたいと思う人は多いはず。

今回の台風のように自然の多い場所で暮らすことの
厳しさを痛感させられると、違う場所へと向かう人達も出てくる。
けれども、そんな厳しさもふまえて、生きていく術を自分達で考え、備えて
快適に暮らすことを望んでいる人達もいる。
その中でこそ子供達に教えられる事も多いのです。

都会と違って土地の価格も安く、広い敷地で立てることが可能な
紀和町。
付け焼刃な対応策ではなく、今後の過疎化問題、観光化としての
課題も含めた対応をする事が必要なんじゃないだろうか。


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